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最後の努力 (ローマ人の物語 13)ローマ帝国に脱力感
 3世紀にはゲルマン人達の侵入が激しくなった。安全保障が成り立たなくなれば、農作物の生産量は落ち、輸送も困難になる。インフレの到来である。



 ローマ皇帝とは、自ら軍を率いて敵と戦い、さらに経済政策も行うスーパーマンであることが求められる。しかし、アラブ地方、トルコ、フランス、北アフリカ、イギリスを1人で統治するのはもう無理。で、筆頭皇帝の下、複数の皇帝が地域を分割して担当することになった。



 ところが彼らがで内戦をおっ始めるのである。そんなことしてる場合じゃないだろうに、皇帝が国より地位を求めだした。ああ、そんなのローマ人じゃない。最後にはキリスト教を味方に付け、キリスト教が認めた王ということで他人を納得させる皇帝が勝ってしまった。コンスタンティヌスである。



 彼はあろうことかローマを捨て、キリスト教のための新たな首都をビザンティウムに築く。彼の名を取ってコンスタンティノポリス。現在のイスタンブールである。嗚呼、もうローマは政治的にはお飾りになってしまった。もはや栄光のローマ帝国は無い。




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